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マンション大規模修繕

マンション大規模修繕・改修

設計監理方式によりマンションの劣化診断から大規模修繕・改修工事完了までのコンサルタントを行います。
マンション修繕・改修工事において設計事務所が行う業務となりますが、設計事務所の業務だけでは不十分な事があります。よって、管理組合・修繕委員会との合意形成を取りながら進めていく業務となります。
実際にマンションに住まわれている方が現状を良く把握されているからです。
設計事務所として説明会や理事会、修繕委員会へ出席を行い、管理組合・修繕委員会の意見を反映しながら、スムーズな管理組合運営のお手伝いをする事になります。
手順としては「建物劣化診断調査」→「大規模修繕・改修工事の設計」→「大規模修繕・改修工事の監理」という流れになります。下記に各項目の詳細を記載します。

初回調査

アンケート調査

劣化診断調査

1. 劣化診断調査

① 初回調査

マンションの特徴を把握し、劣化の状態から2次診断の必要性を判断するためにマンション全体の目視調査を行います。

② アンケート調査

居住者自らバルコニーなどの点検を行っていただき、現状をアンケート用紙に記入して頂きます。目的としては大規模修繕・改修に理解を深めて頂く事と、③劣化診断調査の必要性を検討し、立ち入り住戸の選定を行うためです。

③ 劣化診断調査

立ち入り調査を決めた住戸の調査を行います。調査時は管理組合役員に案内をしていただき、予定表の順番に住戸内調査を行います。ここでも管理組合委員・修繕委員会委員・居者の協力が必要となります。調査個所はバルコニーだけでなくユニットバスの天井裏など普段見ることのない場所の調査を行います。また、屋上や地下、機械室等の調査も行います。

修繕設計

2. 修繕設計

① 修繕設計

修繕部位とその面積や数量を明らかにするため既存図面から算定を行います。既存図面が十分でない場合は新たに図面を作成する必要性がある事もあります。

② 修繕設計の発表と決定

管理組合総会等を行い、設計内容を発表します。内容を公開する事で居住者に大規模修繕工事に対する理解を深めて頂きます。

③ その他業務

見積業者選定、現場説明、質疑回答、入札、ヒアリング、業者決定等があります。この業務についても管理組合・修繕委員会と協議をおこない、適切な工事業者の選定をサポートする事になります。

工事説明会

工事監理

工事完成

3. 工事監理

① 工事説明会

工事業者が決定すると、工事業者が工事内容に関して説明会を行います。工事の流れ・工事中の注意事項・居住者に協力して頂く内容等の説明です。子供が多いマンションの場合は子供向け説明会を開催することもあります。

② 工事監理

管理組合員に代わり設計事務所が修繕設計図面通りに工事ができているかを確認します。各工程で監理者が検査をおこない、確認をした後で、次の工程に進むことを許可します。又、工事中には定期的に工事打合せ会議をおこないます。工事業者と打合せをし、工事進捗が円滑に進んでいるか、工事内容に問題がないかの確認をおこないます。

③ 工事完成

工事完了前に完了検査をおこない、不備があった場合には手直しの確認をおこなった上で、引き渡しを行います。完了検査には管理組合委員・修繕委員会委員にも立会いって頂くことがあります。